矛盾を生きる
一つの問題に、正解は一つだと思っていた。
そう言うと理系脳だとか分類分けされるかもしれないけどそう言うカテゴリーみたいなのはどうでも良くて、正解が一つなのも多数なのも、間違ってないんだと思う。
それを教えてくれたのが「大豆田とわ子と3人の元夫」だ。
私の人生のもやもやを全部救ってくれたのが「それが私なんだよ」という一言だ。
もやもやは晴れないけれど、もやもやしていていいんだと思わせてくれたこのドラマに感謝してる。私はこれからきっと、綿来かごめと一緒に生きていくと思う。
たまたま私がかごめとリンクしただけで、誰の中にも矛盾ってあるんだよな。ダイエットしたいけど甘いものが食べたいとか、好きだけど結婚はしたくないとか。わかんないけど。
でもその矛盾が、自分の中の矛盾が自分で許せなくて、わからなかった。わからないものが怖かった。色んな事が正解に思えてもやもやした。
だけど、矛盾してるけど、それが私。そうやって言ってくれたことがありがたかった。それだけでいいんだなって思えた。矛盾してるのが私。
もやもやしてたのが、全部救われた。もやもやは消えないし、きっとずっともやもやするんだろうけど、それが私って言葉だけで私は納得できる。矛盾が全部許容できる。矛盾を生きていける。
ありがとう、かごめ。あなたの言葉に出会えてよかったです。
これからどうか一緒に生きてね。