10年後について

おはようございます、こんにちは、こんばんは!

初めましての方も多くいらっしゃると思います。ゆうかと言います。巷ではゆうかダックなんかと呼ばれていたりします(TwitterIDより)。

 

さて本日は2020年5月13日ですね。

三日前、5月10日はむすめん。結成日と言うことで、たくさんのお祝いの言葉が呟かれていたり、8年前に思いを馳せたりされていたと思います。

 

ではみなさん、10年前は何をされていましたか?

 

10年前の2010年5月13日。

とある男の子がニコニコ動画に踊ってみたの動画を投稿しました。

同じ衣装で投稿していた人がその前にいたことから、投稿者名は慣用句。それはあまり良い意味で使われない言葉でした。

 

何か面白いな。

そんな気持ちで踊ってみたの動画を投稿していると、他に踊ってみたを投稿している人とコラボして動画を撮影・投稿するようになりました。

 

そして初投稿からおよそ二年後、声をかけられて「恋愛ハンター」と言う動画に参加することになりました。

モーニング娘。の振りコピの踊ってみた動画です。

その動画は話題となり、付けられたタグから"むすめん。"と呼ばれるようになりました。

 

むすめん。と呼ばれるようになって、オリジナル曲が出来て、単独でライブをするようになって、歌って踊って。

なんとなく動画投稿を始めた男の子は、あれよあれよと言う間に「アイドル気取り」と呼ばれるようになりました。

仲間ができ、目指す場所が出来ました。

 

そうして男の子は学生を卒業し、社会人になりました。

卒業後もアイドル気取りの活動を続けて、ついに目指していた場所に立つことが出来ました。

 

そして男の子は、アイドル気取りから「アイドル」になる決意を、仲間と共にしました。

もちろん順風満帆な道ではありません。仲間がグループを卒業してしまったり、MeseMoa.に改名したり。私が始めて行ったホールツアーでは、お客様さんとお客様さんの間に必ず空席があって、後ろを振り向くとガランとしていました。

でもどんな場所でも全身全霊でアイドルをしていて、そのグループの中に男の子はいました。

周りのメンバーにも負けないくらいキラキラしていて、見ている人を笑顔にするアイドルでした。

 

MeseMoa.はどんな道でも突き進み、一歩一歩階段を登っています。武道館に向けて、今目の前の人を笑顔にする、ピンチをチャンスにする。ファンの数も増えて、名実を共にしているなと感じます。感じてますよね?!

 

 

でも、そんな中男の子には試練が降りかかりました。

歌うことを我慢しなければならなくなりました。

踊ることを我慢しなければならなくなりました。

 

慢性的な炎症で歌って踊ると咳が出る。その咳を我慢しながら歌う癖がついてしまった。その癖を治すために今は歌わない。

それは咳が出るにも関わらずアイドルをしようと決めたからだし、これからもアイドルを続けていくために今は我慢しようと冷静に判断したからです。

始めてのシングル表題曲でのセンターポジション。

MV撮影にも気合いが入り、体当たりで臨んだ結果、骨にヒビが入ってしまいました。

それは、男の子がいつも本気だったからです。

 

上記は全て私の主観です。でも、男の子が"実は熱い男"と言われ、それにピンと来ていない誰かに、何か少しでも響けば良いなと思ってこのブログを書いています。

努力はかっこいいもので、努力が伝わるパフォーマンスは人を勇気付けます。それと同じくらい、努力を隠すパフォーマンスだってかっこいいじゃないですか。

 

やらないならやらない、やると決めたからには本気でやる。

でも自分以上の適任がいるなら身を引いて、その人に任せる。

これが"実は熱い男"と呼ばれる理由だと私は思います。

だって頑張ったら頑張っただけ評価されたいじゃないですか、本気なんだから一番になりたいじゃないですか。

そこはどこか冷静で、一番出来る人がやればいい、誰もやらないなら俺がやる、くらいのスタンスなんですよね。


10年前の男の子の選択が、今やたくさんの人を巻き込むエンターテイメントに繋がりました。

10年後はどうなっているんでしょう。

「あの頃は想像もしなかった。」

またそうやって思っているかもしれません。男の子も、私たちも。

それって凄く素敵なことですよね!先の見えない不安も、今の男の子なら希望に変えてくれます。実は熱い男、ですからね。見えない熱さが見えるようになってるかもしれないし、今まで以上にクールに立ち振る舞ってるかもしれないし。

でも一番は、変わらずに仲間と笑っていてほしいものです。

 

さて、ここまで読んでくださったそこのあなた、なんだかこの男の子に惹かれていませんか?

これは私の自慢の推しの話です。

"二番煎じ"さん、って言うんですけど、全然二番煎じじゃない男なんですよ。